アフリカ西部の国トーゴの北東部に位置するクタマクは、隣国ベナン付近まで広がる文化的景観である。
少数民族のバタマリバ人の暮らす地であり、人々と土地の結びつきを表したタキエンタという泥で造られた塔状の住居は、トーゴの象徴ともなっている。
２階建で穀物庫を持つ円筒形のこの建物は村単位に密集し、儀式を行う場などと共に文化的な景観を形成している。
2023年の第45回世界遺産委員会において、ベナンとのトランスバウンダリーサイトとして拡張登録された。

登録国	トーゴ , ベナン
登録年	2004年
登録基準	(v) ,  (vi)
分類	文化遺産
その他の特徴	トランスバウンダリーサイト / 文化的景観 / 集落

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