アフリカ/中央アメリカ/南アメリカ の世界遺産
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メルカ・クントゥレとバルチット
英名:Melka Kunture and Balchit メルカ・クントゥレは、エチオピアのアワッシュ川上流にある先史時代の遺跡で、人類の進化と文化の発展を示す約180万年前の遺物が発見され、アシュール文化の石器やホモ・エレクトゥスの活動の痕跡が確認されました。 バルチットは、メルカ・クントゥレ遺跡群の黒曜石供給源として一体的に機能し、人類史の連続性を示す重要な拠点です。旧石器時代...
登録国 エチオピア 登録年 2024年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) , (vi) -
オザラ・コクアの森林群生地
英名:Forest Massif of Odzala Kokoua オツァラ・コクアの森林群生地は、サバンナ生態系が氷河期後に森林に再植民地化される過程を大規模に示す優れた例である。コンゴの森林・ギニア下部の森林・サバンナといった異なる生態系の収束点として重要とみなされた。また、森林遷移のスペクトル全体にわたる幅広い樹齢分類は非常に特徴的な生態系に貢献している。 さらに、中央アフリカ...
登録国 コンゴ共和国 登録年 2023年 分類 自然遺産 登録基準 (ix) , (x) -
ジェノサイド記憶の地 : ニャマタ、ムランビ、ギソッチとビセセロ
英名:Memorial sites of the Genocide: Nyamata, Murambi, Gisozi and Bisesero ルワンダにおいて、フツ族とツチ族の対立の中1994年に行われた大量虐殺の記憶を留める4つの場所。 ニャマタにあるカトリック教会、ムランビにある技術学校、ギソッチのキガリ虐殺記念館、そしてビセセロの記念館。 2023年の第45回世界遺産委員会において、自然遺産である「ニュングェ国立公園」と...
登録国 ルワンダ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
ESMA 博物館と記憶の場所 – かつての秘密の拘留、拷問、および殺戮センター
英名:ESMA Museum and Site of Memory – Former Clandestine Center of Detention, Torture and Extermination アルゼンチンの首都ブエノスアイレスにある旧海軍機械学校の施設を利用した秘密の拷問場所。 1976年から1983年まで、軍事独裁政権下における反逆者を勾留していた負の遺産である。 ESMAとは「Escuela Superior de Mecánica de la Armada(海軍機械学校)」の略。
登録国 アルゼンチン 登録年 2023年 分類 登録基準 (vi) -
ヨーデンサヴァネの考古遺跡 : ヨーデンサヴァネの入植地とカシポラクレークの共同墓地
英名:Jodensavanne Archaeological Site: Jodensavanne Settlement and Cassipora Creek Cemetery 南アメリカの北東部に位置するスリナム共和国の、ユダヤ人に関連する遺跡。 17世紀頃北部スリナムにおいて初期のユダヤ人がこの地に入植し、植民地化を行っていたかの証拠を示す。 旧シナゴーグや船着場、墓地や軍事拠点などの遺構が残っており、奴隷黒人を所有する近代ユダヤ人の...
登録国 スリナム 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) -
ジェルバ:島の領域における定住形態の証言
英名:Djerba: Testimony to a settlement pattern in an island territory チュニジアの東海岸に位置するガベス湾内のジェルバ島は北アフリカ最大の島。 水の乏しい島内で発展した定住パターンは、密集せず島内各地に居住しそれらをつなぐ道路網を作り上げるというものであり、この独特の形態が評価され世界遺産登録に至った。
登録国 チュニジア 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (v) -
タカリク・アバフ国立考古公園
英名:National Archaeological Park Tak’alik Ab’aj グアテマラの太平洋沿岸に位置するタカリク・アバフは、オルメカ文明から初期マヤ文明への遷移期に重要な役割を果たした場所。この考古学的遺跡は、メキシコとエルサルバドルを結ぶ長距離貿易ルートに不可欠で、様々な文化風習が共有された。 現在は国立考古公園に指定されており、今なお先住民族がこの場所を神聖視し儀式を行っ...
登録国 グアテマラ 登録年 2023年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iii) -
アリカ・イ・パリナコータ州におけるチンチョーロ文化の集落と人工ミイラ製法
英名:Settlement and Artificial Mummification of the Chinchorro Culture in the Arica and Parinacota Region チリ共和国最北部の州であるアリカ・イ・パリナコータ州において行われていたミイラ製造の伝統、そしてその地の集落。 紀元前5450年から890年の間にアタカマ砂漠の乾燥した北海岸周辺に見られる、いわゆるチンチョーロ文化が遺した死者供養の独特な風習・文化に焦点が...
登録国 チリ 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
技師エラディオ・ディエステの作品:アトランティダの聖堂
英名:The work of engineer Eladio Dieste: Church of Atlántida ウルグアイの首都モンテビデオの東45kmのアトランティダにある、1960年頃に建てられた教会。 技師のエラディオ・ディエステ(1917-2000)によって設計された強化レンガ組積造となっている。20世紀後半のラテンアメリカにおける近代建築の卓越した例のひとつである。
登録国 ウルグアイ 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
チャンキーヨの天文考古学遺産群
英名:Chankillo Archaeoastronomical Complex ペルー西部、カスマ渓谷に残る先史時代の遺跡群。 紀元前250〜200年頃に作られたとみらるこの施設は、全体が巨大なカレンダーの様に機能しており、日の入り・日の出・日付などを測定することが出来る。 また天文施設だけでなく周囲を囲む壁や行政施設のほか儀式の場も用意されていた。
登録国 ペルー 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (iv) -
ロバート・ブール・マルクス記念遺産
Sítio Roberto Burle Marx ブラジルはリオデジャネイロの西、グアラチバに位置する、環境デザイナー/造園芸術家ロバート・ブール・マルクスの自宅だった建物や庭、熱帯植物等の一連の遺産群。 3,500種の熱帯・亜熱帯植物がマングローブや大西洋岸森林と調和しており、世界遺産に登録された初の近代的熱帯庭園となった。 また、ロバート・ブール・マルクスは同じくブラジルの世界遺...
登録国 ブラジル 登録年 2021年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
コートジボワール北部のスーダン様式モスク群
英名:Sudanese style mosques in northern Côte d’Ivoire コートジボワール北部に残るスーダン様式のモスク群。 テングレラ、コウト、ソロバンゴ、サマティギラ、メボンゲ、コング、カウアラにある8つで構成される。 17〜19世紀に作られたこれらは、西アフリカのサバンナ地域特有の日干しにした土と突き出た木の杭から出来ている。
登録国 コートジボワール 登録年 2021年 分類 登録基準 (ii) , (iv) -
ブルキナファソの古代製鉄遺跡群
英名:Ancient Ferrous Metallurgy Sites of Burkina Faso 西アフリカの共和制国家ブルキナファソに残る、異なる州にまたがる古代製鉄関連遺跡。 紀元前8世紀にまで遡る鉄鉱石精錬炉はアフリカにおける初期の製鉄の証拠を示しており、西洋とは異なる文脈において発達した独自の製鉄技術の好例と言える。 推薦名は「古代製鉄遺跡群(Ancient ferrous metallurgy sites)」であったが...
登録国 ブルキナファソ 登録年 2019年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (vi) -
フランス領南方地域の陸と海
英名:French Austral Lands and Seas 仏名:Terres et mers australes françaises フランス領南方・南極地域に属する、クローゼー諸島・ケルゲレン諸島・サンポール島およびアムステルダム島の6700万ヘクタールもの広さを持つ保護区群。 ペンギンやアホウドリ、海洋哺乳類の宝庫であり生物進化の過程を良好に保存する場所である。また、登録にあたってはその自然美も評価された。
登録国 フランス , フランス領南方・南極地域 登録年 2019年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
パラチーとグランデ島の文化および生物多様性
英名:Paraty and Ilha Grande – Culture and Biodiversity ブラジル西部、大西洋とセラ・ダ・ボカイーナ山脈に挟まれた場所に位置しているパラチー及びグランデ島(イーリャグランジ)は多様な生物の棲む自然環境でありながらも、17世紀からはじまる街の歴史的景観が保全されている地域である。 パラチーは「黄金の道」と呼ばれる、オウロ・プレットで採掘した金をヨーロッパへと送...
登録国 ブラジル 登録年 2019年 分類 複合遺産 登録基準 (v) , (x) -
ティムリカ・オヒンガ考古遺跡
ケニアの考古遺跡遺産。 この地域では14世紀頃よりオヒンガと呼ばれる石壁を積み上げて集落を囲んできた。中でもティムリカの特筆すべきオヒンガが登録された。
登録国 ケニア 登録年 2018年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v)