(iv)/(v)/(vi) の世界遺産
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ケレタロの歴史史跡地区
ケレタロは1531年に建設されたメキシコ中部の州都である。 74のアーチを持つ水道橋が象徴的なこの街には、17世紀にサンタ・クララ教会堂が建設された。黄金の祭壇には心臓の彫刻が施され、原住民の風習を想起させる作りである。
登録国 メキシコ 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ウワダン、シンゲッティ、ティシット及びウワラタの古い集落
モーリタニアの4つの隊商都市、ウワダン、シンゲッティ。ティシット、ウラワタ。 これらはサハラ砂漠を通過する隊商の交易・宗教の中心地として12世紀ごろから栄えた。これらの集落にはいずれも石造りの壁に囲まれたクサールという旧市街が残っている。
登録国 モーリタニア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ラヴェンナの初期キリスト教建築物群
イタリア北部のエミーリア・ロマーニャ地方の都市ラヴェンナは、西ローマ帝国皇帝ホノリウスがローマから遷都した地である。 西ローマ・東ゴート・ビザンツによって相次いで統治され、とりわけユスティニアヌスの治世に繁栄を遂げた。 サン・ヴィターレ聖堂やその他の初期キリスト教・初期ビザンチンの建築、モザイクなどが多く残っている。
登録国 イタリア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iii) , (iv) -
ピエンツァの歴史地区
イタリア中部・トスカーナ地方に位置し、15世紀に再開発によって整備された計画都市。この地出身のローマ教皇ピウス二世にちなんでピエンツァという名になった。 建築家ベルナルド・ロッセリーノによる都市計画で「理想の街」を目指し、後のヨーロッパの都市建築に大きな影響を与えた。
登録国 イタリア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (i) , (ii) , (iv) -
アルベロベッロのトゥルッリ
イタリア南部・プーリア州アルベロベッロにある、現在でも居住用に供されている古代住居群。 古くから継承されてきた石灰石を用いた独自の建築方法が見られる。特にこの地で作られた円錐形の屋根を持つ トゥルッリは1000以上も林立する姿が特徴的な風景を作り出している。
登録国 イタリア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (iv) , (v) -
ポルト歴史地区:ルイス1世橋およびセラ・ド・ピラール修道院
ポルトガル西部、ドナウ川の河口に位置するポルトは同国の名の由来となった商都である。 ポートワインの積み出し港として、また海洋通商の中心地として発展してきた。 フェルナンド王の市壁の内側が登録対象で、ルイス1世橋やセラ・ド・ピラール修道院などが残る。
登録国 ポルトガル 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
ベリーズ・バリア・リーフ保護区
中米の北東部、ユカタン半島の付け根のに位置する国ベリーズ沖合の20kmあたりに広がっている世界第2位の規模を誇るサンゴ礁、ベリーズバリアリーフ。 この保護区には、北半球最大の堡礁や、環礁、干潟、マングローブなど、様々な海岸地形が見られ、巨大なブルーホールでも有名である。 またウミガメ、アメリカマナティーなど絶滅のおそれのある動物の生息地となって...
登録国 ベリーズ 登録年 1996年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (ix) , (x) -
アムステルダムの防衛線の要塞
1883~1920年に建設された、アムステルダム中心部から半径15~20kmを取り囲む135kmもの長さに及ぶ防御構造物。 45の砦で構成されており、水力制御の目的で作られてはいるものの、戦争時には浅い部分を浸水させて堀のようにする役目も持っていた。つまり治水技術を応用した軍事施設といえる。
登録国 オランダ 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) , (v) -
サンギラン初期人類遺跡
インドネシア、ジャワ島中部サンギラン遺跡は、19世紀末にオランダ人医師ユージン・デュボアがホモ・エレクトゥス・エレクトゥス(ジャワ原人)の化石を発見した場所である。 180万年前から10万年前までの地層から多く人類化石がみつかっており、他にもメガントロプスといった種も出土している。
登録国 インドネシア 登録年 1996年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (vi) -
コロニア・デル・サクラメントの歴史地区
ウルグアイ南西部、ラ・プラタ川の河口に面したコロニア・デル・サクラメントの歴史地区。 17世紀にポルトガル人が戦略的拠点として建設した都市だが、18世紀にはスペイン領となった。こうした経緯のため歴史地区にはポルトガルとスペインの文化が混ざりあったコロニアル様式の建築物が立ち並んでいる。 この地区では景観保護のために、灯台とサグラード・サクラメント教会堂...
登録国 ウルグアイ 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (iv) -
スホクランドとその周辺
オランダ 、フレヴォラント州に位置するかつてゾイデル海に浮かぶ島だった場所。干拓工事により現在は陸続きとなっている。 元々半島だったスホクランドは海からの浸食を受け、15世紀までに島となった。高潮の危険があるため19世紀に一度放棄されたが1940年代の干拓工事以降ふたたび農地として利用されている。
登録国 オランダ 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (iii) , (v) -
エディンバラの旧市街と新市街
スコットランドの首都として栄えたエディンバラの、中世の町並みを今に伝える旧市街と18世紀以降に整備された新市街からなる。 象徴的にそびえるエディンバラ城はノルマン様式で再建されたものであり、現在は軍事博物館になっている。城の東には現在も王室が居住するホリールードハウス宮殿が建っている。 一方の新市街は建築家ジェムズ・クレイグにより設計さ...
登録国 イギリス 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv) -
ゴフ島及びインアクセシブル島
イギリスの世界遺産だが、海外領土「セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ」に属し、位置的には南太平洋上に浮かぶ2つの島からなる。 周囲から隔絶した島であるが故に生態系が手つかずの状態で残されており、動植物共に固有種が見られる。 ゴフ島の名は18世紀にこの地に立ち寄ったゴフ船長に由来する。インアクセシブル島(Inaccessible Island)は「アクセ...
登録国 イギリス 登録年 1995年 分類 自然遺産 登録基準 (vii) , (x) -
クトナー・ホラ:聖バルボラ教会とセドレツの聖母マリア大聖堂のある歴史都市
チェコ中部に位置する、かつてのボヘミア王国第2の中世都市クトナー・ホラ。 13世紀に発見された銀鉱山の採掘で発展した。14世紀には記念碑的建造物が多く造られ、後期ゴシック様式の聖バルボラ教会は建築家ジョン・パーラーの設計で14世紀末から160年の年月をかけて完成した。郊外のセドレツ地区には、13世紀にゴシック様式で作られたものの18世紀初期にバロック様式に修復された聖...
登録国 チェコ 登録年 1995年 分類 文化遺産 登録基準 (ii) , (iv)